海運株主力3銘柄が決算発表で株価急落

今週、海運株の主力である1銘柄

商船三井が決算発表で株価が高騰したことは株クラクリックで報じましたが

本日主力である残りの2銘柄

川崎汽船と日本郵船の決算がザラ場中に発表されました

川崎汽船は本日11時半に決算を発表

川崎汽船

 

22年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比10倍の4336億円に急拡大

 

併せて通期の同利益を

従来予想の3900億円→5400億円に38.5%上方修正し、増益率が4.4倍→6.0倍に拡大し、従来の14期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ

川崎汽船2

 

修正の理由は

 

主にドライバルク事業において、引き続き堅調な市況が見込まれることから、連結売上高及び連結営業損益の業績予想を修正いたしました。

また、当社持分法適用関連会社 OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.の運営するコンテナ船事業において、前回公表の予想を上回る旺盛な貨物需要及び市況により、2021 年 11 月 4 日発表の 2022 年 3 月期通期連結業績予想を大幅に上回る見通しとなったことも相まって、連結経常損益及び親会社株主に帰属する当期純損益の業績予想についても修正するものです。

 

 

もう1銘柄

日本郵船は本日12時に決算を発表

日本郵船

 

22年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.7倍の6983億円に急拡大

併せて、通期の同利益を従来予想の7100億円→9300億円に31.0%上方修正し、増益率が3.3倍→4.3倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ

日本郵船2

 

修正の理由は

 

サプライチェーンの混乱が続く中、旺盛な貨物需要等による好市況の継続を受け、定期船事業における当社持分法適用会社 OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.の業績は想定を上回るレベルで推移しており、航空運送事業及び物流事業でも引き締まった需給が続いております。

不定期専用船事業においても、自動車船の輸送台数回復とハンディサイズバルカーを主としたドライバルクの堅調な市況に支えられ、業績予想を上方修正しました。

 

決算発表を受けて日本郵船の株価は急騰した後に急落し、再度反発するなど乱高下

今期の年間配当を従来計画の800円→1200円に大幅増額修正したものの、市場予想通りの増配だったことから乱高下したようです

 

株クラの川崎汽船と日本郵船の決算発表の反応はというと

となっています

 

海運株の主力3銘柄

商船三井
川崎汽船
日本郵船

株クラクリックでは今後も注目していきたいと思います

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