海運株の商船三井、減配と大幅減益予想にも関わらず株価高騰

 

商船三井は4月28日に2022年3月期の決算発表を行いました

 

商船三井

2020年度実績と比べ2021年度の実績は大幅な増収増益でした

売上高は前年度比2,778億円の増収。ドライバルク船の好市況、製品輸送事業の輸送・取り扱い量回復等が寄与。

経常利益と当期純利益は前年度比5,881億円/6,187億円の大幅増益。過去最高益を達成。

ONEからの持分法投資利益を除いた経常利益は860億円、前年度比720億円の増益。

増益要因はコンテナ船の歴史的な好市況、 ドライバルク船の好市況、自動車船の輸送台数回復などによるものとのことです

ですが2022年度連結業績予想は

 

商船三井

営業損益 △16%
事業損益 △28%
経常損益 △27%
当期純損益 △30%

と大幅な減益となる見通しです

物流混乱の正常化が徐々に進む一方、世界的インフレ進行や地政学的リスクの顕在化に伴い、世界経済が減速し、荷動きが弱含むことを想定。

減益予想となるも、昨年の過去最高に次ぐ利益を見込むとのことです

配当に関しても

1株当たり中間配当200円、期末配当150円、通期で350円(配当性向25%程度)を予定と減配となりましたが

商船三井の株価は

 

株探

決算発表で一時的に急落しましたが反転に転じ株価は高騰しています

 

これに対して株クラの反応はというと

 

 

 

 

 

このようになっています

 

商船三井がこのまま買われ続けるのか

それとも戻り天井で再度下げに転じるのか

株クラクリックでは今後も注目していきたいと思います

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