【サラリーマン投資家】15年間貯めた貯金を株式投資で全て失ってしまう大損

まずはトランプ劇場の解説からします

2024年11月に2度目の大統領に当選したトランプ氏は、前回のような減税主導のトランプラリーが再現されるとの期待から当初株価は上昇しましたが、今回は減税より先に緊縮財政と貿易戦争が先行し、市場の期待は剥落しました

特にアメリカが抱える債務問題の解決策として関税収入に頼る姿勢が見え、実質的にはアメリカ企業への打撃となる相互関税政策が2025年4月に発表されたことが世界市場に衝撃を与えました

4月3日の演説で全ての国に一律10%関税が課され、これは最低ラインであり、さらに各国に対してアメリカが独自に算出した関税率の50%を課す追加関税が発表され、日本には予想外の24%が課され市場はパニックになりました

日経平均は大きく下落、自動車・半導体・銀行株など外需中心の銘柄が暴落し、円高も追い打ちをかけました

反対に内需株や金利安メリットのグロース株は一時強かったものの、流動性不足から伸び悩みました

4月4日には中国が報復関税を表明し、更なる市場混乱を招いたものの、ベトナムとの関税ゼロ協定が報じられたことで一時的な反発がありました

しかし米市場は続落し、パウエルFRB議長はトランプ関税によるインフレ懸念を示し利下げに慎重な姿勢を見せ

週末を挟んだ4月7日にはトランプ発言で更に市場が急落し、日経先物はサーキットブレーカー発動で始まり、現物市場も寄り付きが大幅に遅れ、グロース指数は二段階のサーキットブレーカーが発動するなど株価は暴落しました

今回の下落は円キャリートレードバブル崩壊やコロナショックに匹敵する規模であり、個人投資家はリーマンショックからの景気後退を意識するようになります

トランプ政権の関税政策や貿易交渉を巡る要人発言、フェイクニュース、そして市場の憶測が交錯し、日米市場は極めて激しい乱高下を繰り返しています

日米電話会談を契機にリバウンドが始まり、関税の90日間停止検討という誤報を受けて日経先物がサーキットブレーカーで停止、直後にフェイクと判明し急落

さらに、トランプ大統領が中国に対し50%追加関税を警告し市場は再度急落するも、その後も米中対立、日米交渉、LNGや為替、医薬品関税などを巡るニュースが錯綜します

中国の強硬姿勢やTSMCへの圧力、米国債の売り、ドル資産への課税観測も不安材料になり

中でも米国債の流動性枯渇が相互関税一時停止判断の背景とされ、これが発表されると先物市場で上限サーキットブレーカーが連発するなど不安定な相場が続いています

ですが、トランプ政権による中国への追加関税が145%となったことで、中国で組み立てられたAppleのiPhoneなどの価格が大幅に値上がりすることに消費者から懸念が出ていたことから

トランプ政権は11日に、相互関税の対象からスマートフォンやノートパソコン、半導体製造装置などの電子機器を除外すると発表しました

今回の決定は製品の大半を中国で組み立てているAppleなどの企業にとっても、関税による経営上の打撃を回避することができることから大きく売られていた米国株に取ってはポジティブな発表となっています

このようなトランプ劇場で激しく乱高下する地合いで多くの個人投資家が苦しんでいます

その中の一人がゆあ株式中毒患者氏です

プロフィールには

四季報写経が生きがいの株オタ。株のことだけ考えて生きている。何かしら気付いたことを発信します。

と紹介されている株クラですがトランプ大統領の相互関税が発表されてからのポストをみてみましょう

とポストしており、サラリーマンで15年間貯めた貯金が消えてしまったことをポストしています

これに対して株クラの反応はというと

このようになっています。

レーザーテックと売れるネットの株価が今後上がってくれることを願って

株クラクリックでは今後も注目していきたいと思います。

おすすめの記事